norikura’s diary

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「マリアにならう」より、祈り

「マリアにならう」より、
第1章 聖なるおとめマリアにならうこと

Ⅰ 純真であれ、神の純真な子らしく、偽りなく、ねてみなく、理屈をいわず、つぶやかず、なんの疑いをさしはさむな。愛と、おおいなる忍耐と、おおいなるけんそんとをもって、すべての逆境をしのべ。イエズス、マリア、そして諸聖人にならうように、いまこそ目ざめよ。そして、あなたがた自身、聖人となれ。

Ⅱ ああわたくしの母よ、すべての母のうちでもっともやさしいおん母よ、あなたとイエズスとにならうことができますように、清い心であなたをお愛しもうしあげることができますように、わたくしの心に、せめていつくしみの一適でも、お注ぎください。

Ⅲ キリスト信者は、崇高な模範であると同時に、すばらしい女王、手本、母として賛美もうしあふぇるマリアが、そなえていらっしゃる善徳を、実行しようとして、自分の霊魂を聖なる模範であるマリアのみまえに捧げる。

Ⅳ 「心を撃て。その中に天与の才がある。」と詩人はいった、そしてまた、そこにこそ、聖性もひらめいている。マリアを愛する人にとっては、すべては甘くこころよい。

聖母マリアよ、あなたにならいます。主キリストにならいます。そして、神の純真な子として生きることが出来るよう努力します。それには、聖母マリア、あなたがお手本です。常に目覚めていて、清い心であなたを賛美申し上げることの出来るよう助け導いてください。わたしにとって、あなたすべてが甘く心地良い。わたしの心も精神も体もすべてあなたに捧げます。主イエス・キリストの御名によって、アーメン。

引用文献:「マリアにならう」(ケンピス著;木船重昭訳;エンデレル書店刊)