norikura’s diary

ocn さんの blog Cafe から越して来ました。どうぞよろしく!

NHKさん「立花隆がガンに挑む」の感想です

以前やった「立花隆がガンに挑む」番組の感想を以下にまとめました。
内容:
1.RAS。細胞の情報伝達ネットワークの中で、増殖の情報が無限に出される異常。
それがガン
2.半分自己で半分エイリアン。免疫のミクロファージが、傷口を塞ぐと同じ命令を出す。
また、正常細胞もガンを匿う。
3.HIF-1。ガン細胞は血管を作り増殖する。中心に酸素が行き渡らないので、低酸素で生きられるように細胞を変え、それが、浸潤を作用させる。
4.iPS。正常遺伝子2個、ガン遺伝子2個でiPS細胞が出来る。ただ、ガン化が多いのが課題。
5.幹ガン細胞。幹ガン細胞を克服出来るか?がすべて。幹ガン細胞は、幹細胞に極めてよく似ている。
感想:上の1~5に対応。
1.細胞各々、全体としてのエネルギー総量はほぼ同じ筈。増殖が発達とは、他の何かを犠牲にしている筈。そこは、弱点の筈。そこを攻撃すれば。
2.ガン細胞の何かに作用させて、完全に他者にすれば良いのでは?
3.HIF-1に限らず、増殖が活発は若い時。若い時と老いてからの発生学的な差異、特に分子学的なその追求のその先に解決策はないのか?
4.ガン化抑制遺伝子があるとお聞きした。それも組み込めば?
5.初等的な疑問だが、ガン幹細胞は、幹細胞がガン化したものか?それとも、普通の細胞か?例えば、ガン幹細胞に肺の完全な機能を組み込んだ肺幹ガン細胞などを作れれば不死?

一応、ワトソンの本2種もシンガーもストラィヤーも持ってて一通り読んではいるのですが・・・