norikura’s diary

ocn さんの blog Cafe から越して来ました。どうぞよろしく!

こんなとき恐縮ですが、今、読んでいる本から

「教育と教育学」
(勝田守一氏著;岩波)
より。
今、読んでいる、「Ⅰ 教育の概念と教育学」
の「2 教育の科学と価値について」から
「5 価値実現の科学的研究」を引きつつ。
。。。
「しかし、そのようにして成立する理論的研究の世界は、
少なくとも教育の領域では、あらゆる教育的価値観や、
あるいは教育観と無関係なのだろうか。」
で始まる。
「政府の教育政策」との対照を例に教育の「理論的研究」に
ついて論じている。
先ず、西洋の哲学者の引用部分を辿る。
「デュルケミアンの社会学は「理論のための理論を志向」した」、
「アランが「政府の教義」と言った」、
「デュルケムとクリークとの近似性が再びよみがえってくる」、
「ディーイは、「経験的に価値づけを含んでいる」「科学的な態度」」、
「デュルケムは、「民主主義・進歩・階級闘争というような観念は、
科学的・客観的ではなく神話的な教義的なものだといっている。」」、
「それが、デュルケムのいう「教育の科学」であるのか、それとも
「教育学(ぺダゴジー)」であるのかは、いまわたしたちにとって、
それほど重要ではない。」
。。。
乏しいコメントを寄せるとしたら、
近代経済学に相似!?
って言ったら政治的立場は?
。。。