バレエ音楽2枚。竹取物語と。
1 バレエ音楽2枚。何れもロンドン。
2 「アダン/「ジゼル」全曲」は、カラヤン・ウィーン・フィル。
3 「詩人ゴーチェによって企画。ハイネの“・・・ヴィリたちは花嫁衣裳で装い、頭には花冠をかぶりエルフェのように舞う。その顔は雪のように白く美しい。彼女たちは生贄を誘惑的におびき寄せる。その清らかな風情は抵抗し得ぬほど美しい・・・”と書かれた「ドイツ論」に拠ると。
4 更に、それは、アルトナーによるスラブ民話“・・・婚礼を目前に死んだ花嫁たちの、死後にもいまだ安息を見出せぬ霊魂が、新月の夜ともなれば、あちこちと放浪を重ねては輪舞を踊り、身の毛がよだつ囁き声で歌をうたう。そんな光景に出くわした男があれば、この男は死ぬまでともに踊り抜かなくてはならない。そのような亡霊を人呼んでヴィリという・・・”
5 以上、解説より。ゴシック・ロマン。
6 今話題の「かぐや姫」。冒頭部分と中に詠まれた歌から。(角川文庫から。p.9)
7 「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて、竹を取りつつ、よろづの事につかひけり。名をばさかきの造となむいひける。その竹の中に、本光る竹なむ一筋ありける。」「今はとて天の羽衣きるをりぞ君をあはれと思ひ出でぬる」。
8 同じ話が「日本の昔話」(柳田国男:新潮文庫)に。「鶯姫」。やはり冒頭。p.95.
9 「昔々駿河国に、一人の爺がありました。山で竹を伐って来て色々の器を作り、それを売って渡世にしていたので、竹取の翁と謂い、又箕作りの翁とも古い本には書いてあります。」
10 もう一枚は「ドリーブ/「コッペリア」、「シルビア」」は、アンセルメ指揮/ロマンド管弦楽団。
11 「ドイツの作家E.T.A.ホフマンの書いたもの。昔の機械人形つくりをめぐって、ロボットと知らずに美女に恋する青年、あよび、その青年の町娘などがからんで・・・」はコッペリア。「羊飼いの青年アマンタは狩りの女神の姿をした美しいニンフ、シルヴィアに恋している。しかし、人間とニンフの恋は許されない。愛の神エロスはアマンダとシルヴィアの間をとりもとうとするが・・・」は、「シルヴィア」。解説からだが、詳細は省く。
12 2枚のクラシックと2冊のロマン。是非買って愉しんでいただけると嬉しく思います。
13 “秋の田に祭囃子の笛太鼓”
が作って投稿しなかった俳句から。
14 昨晩は結局、午前4時迄「日本の古典」を読み耽る。午前、散歩&テニス。30分。体力をつけないと!
15 「毎日の福音」より。“わたしたちはイスラエルの祈りを、イエスへの祈りとして用いることができます。「あなたのしもべに言われたことば、希望のことばを思いおこしてください」「主よ、苦しんでいるわたしに、みことばによっていのちを与えてください」”
†主のお恵みが。
†主に讃美と感謝。
乗倉記す